今日職場の上司や同僚、人事担当へコーディネートが終了した旨の報告をしました。
大方の人の感想は「よかったね」というもの。
自分としては、患者さん側の都合によるコーディネートは全く考えておらず、自分を含めた最大5人のドナー候補から誰かが選ばれる、それでもれれば仕方がないけれど、できれば自分が提供できればいいなと思っていましたので、ちょっとびっくりしました。
自分としては、骨髄移植の主人公は患者さんで、提供者は脇役というスタンスなんですが、周囲の人の興味は、病気を患っている患者さんではなく、骨髄を提供する側のドナーである彼らの知り合い(=私)にあったわけです。
患者さんと私のHLAが一致したという事実からもたらされる、私の患者さんに対する親近感というか共鳴、そういう意識を周りの人に共有して欲しいと願っても、それはちょっと難しいことなのでしょうね。
今日、「金色のクジラ」という本を注文しました。
夏休みヨウイチに読ませて、命についてちょっと話し合ってみようと思います。